こちらでは、『3月のライオン』8巻のネタバレや感想、あらすじについてまとめています。
まさか8巻の表紙に描かれている”たすき”にあんな意味があったとは。
島田八段と柳原棋匠のアツイ展開が描かれた8巻。
”棋匠”のタイトルはどちらの棋士に渡るのでしょうか!?
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※注:この記事はネタバレ要素を含んでいます。
7巻のおさらい
ひなたのいじめ問題に動きが有り、学校で三者面談が行われることに。
しかし、三者面談に出席した川本家長女の”あかり”は加害者側の言葉に上手く言い返すことができず・・・。
そんな中、新人王のタイトルを獲得した零は、記念対局で宗谷名人と戦うことが決まる。
未来の名人候補として注目をあびる零は、タイトル戦並みに盛り上げられた記念対局で何を感じるのか。
『3月のライオン』8巻のあらすじ
8巻の内容
- 74話 『白い嵐2』
- 75話 『白い嵐3』
- 76話 『白い嵐4』
- 77話 『白い嵐5』
- 78話 『再始動』
- 79話 『焼野が原1』
- 80話 『焼野が原2』
- 81話 『焼野が原3』
- 82話 『焼野が原4』
- 83話 『ここにいること』
宗谷名人との戦いを終え、将棋に対する新たな感覚を得た零。
しかし、その盛岡からの帰り、台風の影響によって新幹線が止まってしまう。
まさかの立往生に困惑してしまう零だったが、とりあえず同じ新幹線に乗り、眠っていた宗谷名人を起こすことに。
そこで零は、宗谷名人のある病気を知ることになるのだった。
そして一方の棋匠戦では、”棋匠”柳原と島田八段との戦いが始まっていた。
お互いに2勝2敗で迎えたタイトル戦最終日。
敗れていった者たちの想いを背負って「永世棋匠」をかけて戦う柳原と、初めてのタイトル獲得に向けて全力で挑む島田八段。
”棋匠”をかけた、漢たちの戦いの幕が上がる!!!
『3月のライオン』8巻のネタバレ
新人戦記念対局
新人戦で優勝した零は、岩手県にて、宗谷名人と記念対局をすることに。
現在の名人(宗谷) vs 未来の名人(零)の戦いとして注目される中、はじめて宗谷名人と対局する零。
かつてなく集中した対局の中で、零は言葉以上に将棋で語り合う感覚を掴むのだった。
帰りの新幹線にて
新人戦記念対局が終わり、岩手県から東京へ向かう新幹線に乗った零であったが、台風の影響で宮城県で降りることに。
そこで偶然同じ新幹線に乗っていた宗谷名人を起こし、一緒に宿泊場所を探すことになった零だが、宗谷名人の耳が悪いことに気づくのだった。
棋匠戦の行方
8巻の見どころ。
獅子王戦で宗谷名人にストレート負けし、悔しい経験をした島田八段であったが、棋匠戦トーナメントを勝ち上がり、柳原”棋匠”と戦うことに。
地元である山形県天童市からも応援に来てくれた人々のために、なんとしても”棋匠”のタイトルを手に入れたい島田八段であるが、迎え撃つ柳原棋匠も決して余裕のある状況ではなかった。
島田八段から棋匠を守り抜けば、ついに”永世棋匠”の名を手に入れることが出来る柳原棋匠。
灼熱の時代を生き抜いてきた”古豪”柳原棋匠は、仲間たちから託されてきた”たすき”を守り続けられるのか。
お互いに負けられない一戦の幕が上がる。
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『3月のライオン』8巻の感想
零くんと宗谷名人との戦い早すぎ!!!
できれば、もっと彼らの戦うシーンを見たかったです。
宗谷名人の病気はまさかという感じでした。
そして新幹線で眠る名人を起こしてお世話をする零くん、本当に良い奴ですね。
宗谷名人との戦いによって、将棋の新しい世界を感じた零くんが、今後どんな戦いを見せてくれるのか楽しみです。
後半の棋匠戦はもう迫力が凄かったですね。
多くの人々に夢という”たすき”を託され、戦い続けてきた”棋匠”柳原。
まさか8巻の表紙で、柳原さんににまとわりついていたタスキにあんな意味があったとは。
島田八段とのタイトル戦に勝利すれば「永世」を手に入れられるという状況の中、本当に”たすき”のために最後まで力を振り絞った、鬼気迫る一戦でした。
一方の島田八段も、自身初めてのタイトル獲得のために、アウェイの中で粘る粘る。
地元になんとかタイトルを届けたいという一心で、本当に気力を絞って戦っている様子が読んでてかなり伝わってきました。
8巻の感想のまとめとしては、”アツい”の一言ですね。
どんどん成長してゆく零くんの今後が楽しみです。
※ 9巻以外のネタバレと感想は以下の記事にまとめています。
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