めにあっく

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約束のネバーランドの鬼の正体とは?7つの壁など伏線を考察してみた

 今回は「約束のネバーランド」で主人公のエマたちを脅かす存在である鬼と呼ばれる種族や、この世界の謎や伏線について考えてみようと思います。

さまざまな謎がある中、明らかになった真実も含めて考察してみました。

※ネタバレが含まれますので注意してください。

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「約束のネバーランド」の鬼とは?

まずは「約束のネバーランド」の鬼の今のところ分かっている情報をまとめていきます。

エマたちは「鬼」と呼んでいますが、正式な種族名は分かっていません。

人間を食べる事が分かっていますが、「飼育された農園の人間は食べない」といった原初信仰という宗教が存在するなど、鬼によっては食べない選択肢を選べるという事も分かっています。

知能の低い獣のような野良鬼から、人間の言語を話す洞察力・知略に優れた知性鬼まで幅広く存在しています。

また、とても長寿で1000年以上生きている個体もいるという事で、老衰があるのかは謎です。

 

身体の大きさは、少女のような小さな個体から成人男性を大きく上回る巨体、巨大な獣のような個体まで、幅広く存在しますが、多数の目があるなど人間とはかけ離れた容姿であると言って良いでしょう。

身体能力にも個体差があり、驚異的な再生能力も制限はありますが持ち合わせています。

弱点は目の奥にある核で、目を貫かれ核を損傷すると再生できずにやられてしまう為、知性鬼は防具として仮面のようなものを装着しています。

また、中世のヨーロッパのような階級制度があり、貴族と呼ばれる知性鬼によって農園は運営されています。

 

 

なぜ鬼は「賢い人間」に高い価値をつけるのか?

鬼はなぜ賢い人間に価値を見いだすのでしょうか?

高級農園の子供たちの出荷先は貴族が主であり、中でもグレイス=フィールドの特上は鬼のトップに捧げるとされていて、上級貴族でも食べられません。

ただ「味が美味しい」というだけでここまで差別化されるものなのでしょうか?

狩りを禁じられ、戦い欲求を満たされない為、食に対する欲求がより強くなっているという理由もあるかもしれませんが、他の付加価値があると考えた方が自然です。

 

仮説ですが、鬼は食べたものの知性を吸収して強化されるという説があります。

今まで出てきた名前のある知性鬼は、全て貴族か千年前狩りをしていた経験があるという事で、人間や知性鬼を食べる事で、知性を獲得できると考えると、説明がつく事象はたくさんあります。

まず、鬼は人間だけでなく仲間の亡骸も食べます。

ゴールディ・ポンドの秘密の狩場で上級貴族のノウスという鬼が、やられた仲間のノウマの亡骸を食べた事で更に強くなり、ノウマと会話している描写があった事からも、野良鬼の習性という訳ではなく、何かしら意味がある事と推察できます。

また、鬼の強さは上級貴族でも階級が上であるほど強くなっています。

上級貴族が、身体の扱い、戦術、洞察力が優れているのは、より多くの知性を獲得した結果と考えると説明がつきます。

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農園の種類、数、目的とは?

現在判明している農園としては、

  • グレイス=フィールド
  • グローリー=ベル
  • グランド=ヴァレー
  • グッドウィル=リッジ

の4つの高級農園が存在するほか、新たに作られた試験農園である「ラムダ7214」があります。

また、それ以外の農園は全て量産型農園で数は数百存在するということです。

 

高級農園と呼ばれる4つの農園では、知能を高める為の学習とテストが行われ、そのテストの点に応じて子供たちにランクが付けられます。

中でもグレイス=フィールドは最上級に位置づけられていて、特にエマやノーマン、レイは最上物(特上)と呼ばれて別格の存在という事です。

逆に量産型農園は、子供たちが椅子に並んで座り、手錠をはめられ点滴で栄養補給をするという、ただ生かし太らせ出荷するという農園です。

言葉も話せず、名前も意思もなく、逃げようという考えも起こらない、仮に考えられても逃げれる見込みはありません。

数百とある量産型農園は、単純に食料としての意味合いが強く、品質でいえば最低ランクといっていいでしょう。

ちなみにノーマンが送られた「ラムダ7214」については、ノーマンへのテストはグレイス=フィールドのものより難しいとされていますが、飼育場というより実験場といった印象が強く、分かっている事も少なく、目的も定かではありません。

 

「約束のネバーランド」の鬼の正体とは?

鬼の正体についてはさまざまな仮説があります。

  • 鬼の正体は人間であるとか
  • 人間が作り出した存在であるとか
  • 地球外から来た生命体であるとか

色々な可能性がありますが、共通する認識としては、人間と同じような階級、宗教、狩猟本能を持ち、人間の言語を理解します。

人間を食べる事で、知性を獲得する仮説が正しければ、元が人間であったというよりは、人間の知性を奪うことで文化や行動が人間に似たという方が正しいかもしれません。

実際、野良鬼が知性を獲得する前の段階だとすると、人間の文化ともかけ離れた本能だけで行動しているため、元が人間であったとは考えにくいでしょう。

今の人間の技術水準から比較して、千年以上前の技術で例えまぐれでもこのような変異を人為的に起こせたかと考えるとかなり難しいのではと思います。

以上の理由で、何らかの地球外の要因で、地球上の人や獣が変異したとか、地球外からやってきた生命体であるといった仮説が1番有力では無いでしょうか?

 

「約束のネバーランド」の時代背景は?

「約束のネバーランド」の物語の始まりは2045年という事ですが、農園にある本で知りうる外の世界と、脱獄してからの外の世界はあまりに生態系が異なる為、地球ではない別のところで、2046年という西暦も違うのでは、とエマたちは疑います。

しかし、脱獄して出会った鬼のソンジュとムジカの話では、西暦2046年の地球で間違いないという事です。

(物語の始まりから脱獄してソンジュらに出会うまでに年越ししています)

ただし、世界は2つあり、鬼の世界と人間の世界で住み分けがされていて、エマたちがいるのは鬼の世界という事でした。

 

「約束のネバーランド」の世界が2つに分かれている理由とは?

はるか昔、まだ農園もなかった頃、鬼は世界中の数多くの人間を狩り、食べていましたが、やがて人間も武装し鬼に反逆するようになりました。

人間は多くの鬼を狩り、鬼もまた人間を憎むようになり、争いは激しさを増していきました。

そんな中、人間側から1つの提案が出されます。

その提案とは、「人間は鬼を狩らない」「鬼も人間を狩らない」という、お互い世界を棲み分けるものでした。

このはるか昔に人間と鬼が結んだ『約束』が全ての始まりとソンジュは言います。

この『約束』により、鬼側の世界と人間側の世界は2つの世界に切り分けられ、2つの世界は断絶します。

そして、エマたちの祖先は、世界が断絶した際の鬼側の世界に置いていかれたお土産であり、鬼たちは約束を守り、人間を狩らない代わりに、お土産であるエマたちの祖先を飼育し繁殖させ、管理する事で食料としています。

その数ある飼育機関が農園であり、最初の『約束』から1000年、世界の姿はほぼ変化していないそうです。

 

鬼側の世界から人間側の世界へ移動する事は可能なのか?

人間の世界と鬼の世界は完全に閉ざされていて、二度と行き来できないように最初の約束で取り決められているという事でした。

しかし、エマたちは農園にあったおもちゃや絵本、ミネルヴァのメッセージが込められた「ウーゴ冒険記」の存在から鬼側で作った物では無いという確信があり、必ず人間側の世界へ行く方法があると考えます。

そして、ミネルヴァこそ世界を行き来する張本人であると確信し、鬼側の世界からみんなを連れて人間側の世界へ脱獄するという目的で、ミネルヴァの残したメッセージを頼りに、ミネルヴァ本人と世界を移動する方法を探しまわります。

そして、ミネルヴァの残したメッセージからゴールディ・ポンドへ向かい、そこでエレベーターの存在とミネルヴァの正体、目的が明らかです。

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「約束のネバーランド」今後の目指す目標は?

ゴールディ・ポンドにてミネルヴァから残された情報として、ミネルヴァの本名はジェイムズ・ラートリーで、鬼と『約束』を結んだ一族の末裔であり、子供たちたちをひたすら犠牲にする今の理不尽さに耐えられなかった為、子供たちにも自分の未来を選べるきっかけを与えようとしました。

その方法として、ミネルヴァという架空の人物を名乗り、本やペンなどさまざまなメッセージを農園へ残し、気付いた人間だけでもシェルターやゴールディ・ポンドへ誘導し、安全な隠れ家や人間の世界に渡れる抜け道を準備するという事でしたが、腹心に裏切られ、全て遂げられませんでした。

しかし、ミネルヴァとして、ゴールディ・ポンドへたどり着いた子供たちへ望む未来を叶えるように言います。

 

グレイス=フィールド、グローリー=ベル、グランド=ヴァレー、グッドウィル=リッジの4つの高級農園にある人間の世界への道へ支援者の協力の元、秘密裏に少数でどこかしらの道から渡る事を選ぶか。

この二世界の歪んだ秩序を作った『約束』を壊し、再び鬼と人間が争い合う世界ヘと逆戻りさせるか。

もし、望む道がどちらでもなければ、「七つの壁」を探しなさいと、ムジカと同じメッセージを残します。

エマの目指す理想の世界は、少数で逃げる事でも鬼と争い続ける事でも無い為、「七つの壁」を探す事です。

 

「七つの壁」とは?

現在「七つの壁」について分かっている事は、少数で人間の世界へ逃げたり、鬼と結んだ『約束』を壊して争いを再発させるという選択肢では無く、その先にエマたちの望む未来が待っているという事です。

また、ミネルヴァの残したペンで「七つの壁」について理解できる情報があります。

エマの「そういうことだったんだ・・・」というセリフから、イメージとは違ったという推察もできます。

物理的な壁では無い可能性が高く、何かしらの障害や条件・人物といった通常の壁のイメージとは若干異なったものであると思われます。

そして、七つの壁を越えると鬼の世界の頂点に君臨する存在がいて、新たな『約束』を結びなおす事ができるとされています。

 

 

伏線ばかり

この他にも「約束のネバーランド」にはたくさんの謎、伏線があります。

  • 七つの壁を越えた先にいる鬼のトップはどういう存在なのか?
  • 鬼の世界にどの程度の影響を持っているのか?
  • 『約束』を結ぶ為の条件はあるのか?
  • ソンジュとムジカの関係
  • レウウィス大公の走馬灯の中に二人がいた理由は?
  • 鬼の世界の科学進歩が人間の世界より圧倒的に遅い理由

まだまだ謎が多いですが、少しずつエマたちの望む未来へ近づいていってます。

今後明らかになってくる謎や新たな真実、ノーマンと再会できる時は来るのかなど、見どころがたくさんありますので、期待して待ちましょう。

今後、明らかになってくる事実に期待して待ちましょう。

 

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