ゴールデンカムイアニメ2期の初期に登場すると思われる若山輝一郎親分。
杉元たちを追う追跡者であり、いくつかの大きな秘密を持った若山は、アニメ2期序盤の見どころをかっさらっていくような見どころいっぱいのキャラクターです。
また、作中随一の純愛物語の担い手でもある若山輝一郎が、杉元たちの物語にどのように関わっていくのか、ご紹介していきます。
※ネタバレが含まれますので注意してください。
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若山輝一郎とはどんな人物?
若山輝一郎は、アニメ1期ラストで登場した苫小牧の競馬場を取り締まることで収益を得ていた組織のトップ(親分)です。
外見は小太りで背が低く、一見すると「タヌキ親父」という呼び名が似合う中年男性の若山。
しかし、親分の名は伊達ではありません。
いざとなれば、手にしたドス一本で相手に果敢に立ち向かう、勇猛さを披露します。
研ぎ澄まされた覚悟と恐るべき強さを持っています。
また、若山親分は仁侠魂のほかにも、“オトシマエ”をつけるため標的を逃さない執念深さを持ち合わせています。
そのために綿密な計画を練る計算深さ、さらに子分に頼らず自ら前線に出てくる度量もある、器の大きなキャラクターです。
そのためか作者である野田サトル氏も愛着があるらしく、登場したのはわずかな期間だったのにも関わらず、相棒の「姫」とセットでサイン色紙に描かれることも多いキャラクターです。
若山親分の目的とは?
次に、若山親分の目的についてご紹介します。
若山親分は、苫小牧で開催されていた競馬場の運営に関わっていました。
そこでは、当然のように出来レースが仕向けられていました。
しかし、そこに馬好きのキロランケがこっそり騎手として乱入したことで、レースは大混乱に。
出来レースは崩れ、本来負けるはずだった大穴の馬が優勝したことで、若山は大きな損害を被ってしまいます。
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メンツを潰された若山は、キロランケをターゲットにして動き出します。
部下たちを置いて、自らキロランケ含む杉元一行を追跡します。
オトシマエをつけるために、こっそりと先回りして日高の牧場に罠を張っていました。
しかしそこは、凶暴なヒグマが待っている危険な牧場でした。
さらにとある人物から予期せぬ裏切りに合い、誤算が誤算を呼び、若山は窮地に立たされることになります。
若山親分・その魅力と、仁侠と悲哀と純愛の物語
仁侠に生きる、男らしくて渋い若山親分ですが、好みの幅が広すぎていろいろと遊びが派手なのがたまにキズ。
若いイケメンや、白石のような個性派(?)まで、幅広い層に目移りしてしまうようです。
しかし、若山親分には正妻ともいうべき愛する無二の恋人「姫」がおり、遊びグセによって姫を怒らせてしまいます。
そして姫との些細なすれ違いが、悲劇をもたらすことになるのです。
ゴールデンカムイ屈指の悲恋を描いたこの回は、作中トップの神回として人気を集めています。
見逃すな!隠れ若山親分と姫
実は、原作漫画において若山親分は日高の牧場編以前にも登場しています。
それはインカラマッが初登場する苫小牧の回です。
競馬にすっかり入れ込んでいた白石が、
「インカラマッの占いで競馬に勝ち続ければ金は手に入り、杉元が金塊を追う理由もなくなる」
と杉元に言い放ったシーンです。
言い争いをする白石と杉元の周囲のモブキャラのなかに、実は若山親分と姫が紛れているのです。
あまりにもさりげなく漫画のモブキャラとして登場しているか、ファンの考察サイトでもあまり取り上げられていない知る人ぞ知る小ネタです。
アニメでも隠れ若山が登場するか、ぜひもう一度チェックしてみてください。
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