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『ゴールデンカムイ』杉元佐一の魅力|強さやモデルについて語ります

ゴールデンカムイの主人公である不死身の杉元こと杉元佐一。

アイヌの少女・アシリパと共に、アイヌの埋蔵金を探す旅が、アニメ2期でいよいよ佳境を迎えようとしています。

ここでは、杉元の目的をおさらいし、その魅力と実力、仲間たちとの関係性など、プロフィールを総まとめします。

※ネタバレが含まれますので注意してください。

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杉元の目的をおさらい

まず、杉元の目的をおさらいしましょう。

杉元には、故郷の村で共に生まれ育った寅吉梅子という幼馴染がいました。

杉元は梅子と両想いでしたが、杉元の家族が全員病気にかかったことにより、村を出る決意をします。

杉元は自分も病気にかかっているかもしれないと思い、梅子をはじめとする周囲に感染させないよう、「つれていってほしい」と泣いて懇願する梅子を置いて、ひとりで旅立ちました。

病気が発祥せず、数年経って戻ったら梅子を迎えに行こうと杉元は決意していましたが、戻った故郷ですでに梅子は寅吉と結婚していました。

 

その後、梅子は寅吉との間に息子をもうけますが、眼を患い、息子の成長を見られなくなるほど日に日に悪化していく有様でした。

杉元と共に日露の戦いに出征した寅吉は、梅子を良い医者がいるというアメリカへ連れていくため、渡航費と治療費を稼ぐという目標を杉元に語りました。

しかし、日露の戦いで寅吉は亡くなってしまったのです。

 

杉元は幼馴染で戦友の願いを聞き届けるため、梅子の眼病を治すためのアメリカへの渡航費を稼ごうと、大金を必要とするようになります。

そして、北海道で砂金掘りをしている最中、アイヌの金塊の話を聞き、アシリパと出会うことになるのです。

「梅子のために大金を得る」という使命があったことから、物語冒頭では大金(アイヌの埋蔵金)を狙っていた杉元ですが、物語が進むにつれ、その目的が少しずつ変わってきた模様。

ちなみに、土方と鶴見が金塊を狙う理由は以下のとおりです。

アシリパと出会い、共に過ごしているうちに、当初の目的だけでは収まらない、恩と使命感を感じ始めるようになっています。

アニメ2期では、そうした杉元の心情の変化にも注目したいところです。

果たして、杉元の旅はどのような結末を迎えるのでしょうか。

 

杉元にはモデルがいる?

実は、主人公・杉元にはモデルがいることをご存知でしょうか。

その人物とは、実際に日露で戦った、作者・野田サトル氏の曽祖父である「杉元佐一」さんがモデルとなっています。

見てのとおり、杉元と一字一句変わらない名前で、作者は曽祖父の名前をそのまま杉元につけたようです。

 

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作者の曽祖父さんは勲章を受章され、その勲章を作者は時々自身のSNSやブログで発信しています。

不死身の杉元のモデルとなった野田サトル氏の曽祖父・杉元佐一氏は、杉元に負けず劣らず勇猛な軍人だったようです。

 

杉元の強さはどれぐらい?

主人公である杉元ですが、日露~現在までの戦績は相当なものです。

歴戦の軍人や凶悪な受刑者といった屈強な男たちが揃う作中のなかでも、おそらくトップクラスの強さを持っています。

杉元は、日露当時は第1部隊に所属して旅順攻囲戦(映画にもなったかの有名な203高地戦)に参加しました。

実は、アニメ2期のなかで、このとき杉元は白タスキをかけた奇襲のための「白襷隊」に所属し、生き残っていたことが明かされます。

白襷隊は特に殉職率の高い部隊で、現場の兵士たちも杉元に対して畏敬の念を抱いたと回想されています。

 

そして、杉元が優れているのは白兵戦です。

杉元は昔柔道をやっていたらしく、牛山と渡り合えるほどの強さを持っています。

無敗の柔道王・牛山は無手でヒグマを撃退できるほどなので、杉元の実力は人間のレベルでは最強クラスと思っていいでしょう。

特に恐るべきは、多少の傷を物ともしない強靭なタフさ、あるいは致命傷を受けても生き残る運の強さで、まさに「不死身の杉元」の名をほしいままにしています。

 

このように、杉元は、腕力、体力、運に抜きん出て、第7師団の兵士や網走の受刑者たちに危うげなく圧勝できる実力の持ち主となっています。

反面、接近戦以外の腕前は良くないようで、仲間内からもアテにされないほどひどい様子。

尾形には、ふんぞり返りながら鼻で笑われるほどバカにされています。

 

実は乙女?可愛いところもある杉元のキャラクター

杉元は恐ろしく強く、いかにも少年漫画らしい主人公に見えますが、実はかなり乙女チックな一面があります。

恋話を聞いて「トゥンク…」と胸を高鳴らせたり、道端の花を見て「カワイイ」と言ったりと、ヒロインのアシリパより乙女らしい杉元。

ちなみに、作者のツイートで、「杉元は少女雑誌を読んだことがある」ことも明らかになっています。

さらに、アシリパから教わったアイヌの風習を大事にする好奇心旺盛なところもあり、後から加わった仲間に率先して教えるなど、マメマメしいところもあるようです。

 

揺れ動く杉元とアシリパの関係性について

さて、そんな杉元の、アニメ2期での見どころをご紹介します。

アニメ2期では、杉元とヒロイン・アシリパとの関係性の揺らぎを注目しましょう。

杉元はアニメ1期で、命を助けてくれたアシリパを尊敬し、相棒というべき関係性を築いてきました。

しかし、ここにきて二人の価値観が溝を作り始めます。

関連:アシリパの魅力|杉本の今後と埋蔵金とは?

 

杉元は日露の戦いで、とてつもない活躍をしました。

それは多くのロシア兵をあやめたことを意味し、杉元は人をあやめることに何の躊躇いもありません。

日本に帰ってきた今でも、杉元の価値観は変わりませんでした。

しかし、アシリパは人をあやめたヒグマはウェンカムイ(悪い神)になると例え、自分も人をあやめたくないと語ります。

そんなアシリパと杉元は思想の違いから、衝突こそしないものの、お互いの間に溝がありました。

 

しかし、アニメ2期では、アシリパのある言葉によって杉元の心が変わっていくキッカケが生まれます。

未だ心は”日露”にある杉元と、そんな杉元の人間らしさを取り戻し、平穏な世界に戻ってくるよう願う優しいアシリパ。

二人の心の距離が縮まるエピソードは、涙が止まらなくなるほど感動すること必至です。

 

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