ここでは、『3月のライオン』の実写映画に出演されるキャスト・俳優女優さんについて、原作のキャラクターたちと比較してまとめています。
桐山零や二階堂晴信、宗谷冬司を筆頭にどのキャラクターを誰が演じるのか、また、作中の雰囲気が独特な『3月のライオン』で、キャストさんたちがそれぞれの役をどのように演じるのか、注目ですね。
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- 神木隆之介(桐山零役)
- 有村架純(幸田香子役)
- 豊川悦司(幸田柾近役)
- 倉科カナ(川本あかり役)
- 清原果耶(川本ひなた役)
- 新津ちせ(川本モモ役)
- 前田吟(川本相米二 役)
- 染谷将太(二海堂晴信役)
- 佐々木蔵之介(島田開役)
- 伊藤英明(後藤正宗役)
- 加瀬亮(宗谷冬司役)
- まとめ
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神木隆之介(桐山零役)
【生年月日】1993年5月19日
【所属】 アミューズ
【主な出演作品(映画) 】
- 『桐島、部活やめるってよ』
- 『るろうに剣心』
- 『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』
【桐山 零について】
桐山零は本作の主人公で、作中では中学生で棋士になった史上5人目の天才棋士として描かれています。
零は幼いころに両親と妹を亡くしており、中学生の頃まで幸田家に居候しながら、幸田柾近八段から将棋の手ほどきを受けていました。
しかし、将棋の実力が上がっていくにつれて幸田八段の実子たちの反感を買ってしまい、長女の香子からは暴力を振るわれていたという過去を持っています。
そして零は、幸田家の居づらさから逃げるように中学卒業後に一人暮らしを始め、そこで川本家の人々と出会い、家族のぬくもりを思い出していくのです。
桐山零は、誰かに必要にされたくて将棋を打ち続ける、そんな青年です。
【まとめ】
桐山、将棋はじめるってよ ・・・。
今作『3月のライオン』 の主演を演じる神木隆之介さんは、映画『るろうに剣心 伝説の最後編』以来、2年ぶりに大友啓史監督とタッグを組むことになりました。
『3月のライオン』が映画化される以前から、多くのファンたちから”桐山零役は神木隆之介しかいない!”という声が多かったのですが、大友啓史監督がそのファンたちの声に応えるカタチでキャスティングしたようですね。
周囲からは”天才”と期待されながらも、将棋を愛してはいないという零の葛藤を、神木隆之介さんがどのように表現するのか楽しみです。
有村架純(幸田香子役)
【生年月日】1993年2月13日
【所属】フラーム
【主な出演作品(映画) 】
- 『ストロボ・エッジ』
- 『僕だけがいない街』
- 『アイアムアヒーロー』
【幸田香子について】
幸田香子は、主人公である桐山零の義姉です。
零の存在によって自身の将棋の道を絶たれてしまった過去を持っており、幸田家に入ってきた零に対して”恨み”のようなものを感じています。
しかし同時に零に対して姉としての愛情も持っているようで、複雑な自身の心情に悩んでいる女の子です。
また後藤九段のことを付きまとうほどに愛していますが、そのことを父親に打ち明けることが出来ないなど、もしかすると作中で一番迷走している人物と言えるかもしれません。
【有村架純さんのコメント】
今回は今までに演じた事のない役柄に挑戦し、毎回密度の濃い撮影でした。何度も何度もテイクを重ねて作られていくシーンが不思議と心地よくて、まだまだ役を演じていたい思いでした。
一人一人の葛藤や想いが将棋を通して描かれている人間ドラマだと思います。
大友組、素敵な共演者の方々の中に自分も仲間入り出来た事が本当に嬉しいです。
私も全編早く観たいです。楽しみにしています。
【まとめ】
一人一人の葛藤や想いが交錯する『3月のライオン』。
そんなこの作品の中でも、香子さんは将棋のこと、恋のこと、家族のことなど、特に多くの葛藤を抱えているキャラクターです。
香子の複雑な感情を演じるのはかなり難しいと思われますが、だからこそ、有村架純さんの演技に注目ですね。
豊川悦司(幸田柾近役)
【生年月日】 1962年3月18日
【所属】 アルファエージェンシー
【主な出演作品(映画) 】
- 『日本沈没』
- 『20世紀少年』
- 『プラチナデータ』
【幸田柾近について】
”幸田柾近”は零の義父で、八段の現役棋士です。
良くも悪くも将棋一筋で、将棋の才能を感じた零には師匠として接していますが、将棋で零に劣った香子には将棋の道を諦めるように諭したという過去があります。
すでに将棋の実力では零に負けており、様々な意味で、将棋の世界の厳しさを教えてくれる人物です。
【豊川悦司さんのコメント】
久しぶりに大友作品に帰ってこれて、とても嬉しく思っています。
孤高な男達の静かなる決闘の世界に、神木君とどっぷり浸りたいと思います。
【まとめ】
大友監督の作品である、 映画『プラチナデータ』に出演した経験のある豊川悦司さん。
息子であり弟子でもある零に将棋で追い抜かれ、相対的に下がっていく自身の実力を前にしながらも葛藤する棋士としての顔と、娘である香子の気持ちが理解できない父親としての顔、このふたつの面を持つ”幸田柾近”というキャラクターを、豊川悦司さんがどう演じるのかに注目ですね。
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倉科カナ(川本あかり役)
【生年月日】1987年12月23日
【所属】 ソニー・ミュージックアーティスツ
【主な出演作品(映画) 】
- 『 ぼくたちと駐在さんの700日戦争』
- 『 夢売るふたり』
- 『 珍遊記』
【川本あかりについて】
川本あかりは川本3姉妹の長女で、零が川本家と交流を持つようになったきっかけを作った人物です。
また両親のいない川本家の、炊事・洗濯・家計など生活のすべてを取り仕切っており、川本家の母親的な存在でもあります。
しかし自身を犠牲にしてでも家族に尽くす姿が、逆に家族から心配される原因にもなっているなど、いろいろと目が離せないキャラクターです。
【倉科カナさんのコメント】
原作はずっと読んでいて、もし演じるなら、いつかは「あかりさん」を演じたいなっと思っていたので、お話を受けてとても嬉しく、ただ、とてもプレッシャーに感じました。
でも、そのプレッシャーを糧にして、楽しみながら演じたいと思います。
【まとめ】
倉科カナさんは映画への出演が決まる前から『3月のライオン』の原作を読まれていたようですね。
”川本あかり”は和気あいあいとした川本家のまとめ役で、雰囲気づくりが難しいキャラクターだと思います。
家庭的な雰囲気を出した倉科カナさんの演技に注目ですね。
清原果耶(川本ひなた役)
【生年月日】 2002年1月30日
【所属】 アミューズ
【主な出演作品(映画)】
なし
【川本ひなたについて】
川本ひなたは本作のヒロインで、川本3姉妹の次女です。
明るくまっすぐな性格をしている一方で、とても気配りができる繊細な女の子でもあります。
原作では、ショートヘアーにしてから印象がガラっと変わりました。
【清原果耶さんのコメント】
原作を読んだ時に“どうしてもひなたになりたい”と強く思い、オーディションを受けました。
今、キャストやスタッフの皆さんと楽しく撮影をさせて頂けていることがとても嬉しいです。
自分の中に強い芯を持っているけど、どこか儚い。
そんなひなたを私なりに精一杯演じたいと思います。
【まとめ】
主演である神木隆之介さんと同じ、「アミューズ」に所属している清原果耶さん。
NHKの連続テレビドラマ『あさが来た』や、大河ファンタジー『精霊の守り人』に出演するなど、主に2015年から活躍されている女優さんです。
映画への出演は本作が初めてのようですが、はかなくも強い芯が通っている”川本ひなた”役の演技に注目ですね。
新津ちせ(川本モモ役)
【生年月日】不明
【所属】 劇団ひまわり
【主な出演作品(映画)】
なし
【川本モモについて】
川本モモは川本3姉妹の三女で、保育園に通っています。
「三日月堂」が新作商品を開発する際は、いつもその柔軟な発想力から斬新なアイデアを披露しているのだとか。
本作の癒し枠です。
【まとめ】
web限定で公開されている「きよらの卵」のCMに出演している子役、新津ちせさん。
今まで目立った経歴がなく、本作で大抜擢された子役さんです。
映画への出演も本作が初めてらしく、川本家を盛り上げるモモ役をどう演じるのか楽しみです。
前田吟(川本相米二 役)
【生年月日】1944年2月21日
【所属】マエダ企画
【主な出演作品(映画) 】
- 『男はつらいよシリーズ』
- 『のぼうの城』
- 『真夏の方程式』
【川本相米二について 】
川本相米二は川本3姉妹の祖父で、和菓子屋「三日月堂」を経営しています。
3姉妹のことを何よりも大切にしており、目標は100歳まで生きること。
ちなみに、川本家の中で唯一、零の棋士としての実力を把握している人物です。
【前田吟さんのコメント】
大友監督の作品では、いつも俳優陣が生き生きとしている印象があります。
今回初参加の大友組で、生き生きとしている「川本相米二」を是非皆様に見ていただきたいです。
【まとめ】
”頑固ものながら、家族思いのおじいさん”という役柄にぴったりの前田吟さん。
一家を見守る大黒柱としての演技が求められる役がらですが、”川本あかり”役の倉科カナさんとはまた違う包容力を見せてほしいですね。
生き生きとした”川本相米二”の演技が楽しみです。
染谷将太(二海堂晴信役)
【生年月日】1992年9月3日
【所属】トイズファクトリー
【主な出演作品(映画) 】
- 『WOOD JOB! 〜神去なあなあ日常〜』
- 『寄生獣』
- 『バクマン。』
【二海堂晴信について】
二階堂 晴信については、以下の記事で個別に詳しくまとめています。
どうぞ、参考にしてください。
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佐々木蔵之介(島田開役)
【生年月日】1968年2月4日
【所属】ケイファクトリー
【主な出演作品(映画) 】
- 『超高速!参勤交代 』
- 『ソロモンの偽証 』
- 『エヴェレスト 神々の山嶺 』
【島田開について】
島田 開についても、以下の記事で個別に詳しくまとめています。
どうぞ、参考にしてください。
伊藤英明(後藤正宗役)
【生年月日】1975年8月3日
【所属】A-team
【主な出演作品(映画) 】
- 『海猿シリーズ』
- 『悪の教典』
- 『テラフォーマーズ』
【後藤正宗について】
”後藤正宗”は九段の棋士で、零の義姉である幸田香子から愛され付きまとわれてます。
さらに香子の父である幸田八段の弟弟子でもあり、なにかと幸田家と縁の深い人物です。
回を重ねるごとに、読者目線の印象がコロコロと変わっていく忙しい人物で、映画ではどんな雰囲気で演じられるのかとても楽しみです。
【伊藤英明さんのコメント】
繊細さと豪快さを持った、憧れの大友組に参加できる喜びを感じながら、今回初めて棋士の役を演じさせて頂きました。
対局の場面をやっていくうちに、ただ将棋を指すだけではなく一手一手に意味と感情があり、男と男の勝負の世界にどっぷり浸かっていくのにゾクゾクしました。
【まとめ】
原作では島田八段と後藤九段が対局する重要な場面があるのですが、おそらく上記の「本人のコメント」はそのシーンについて語ったものではないでしょうか。
将棋の対局場面をどのように表現するのか、大友監督と伊藤英明さんの演技に注目です。
加瀬亮(宗谷冬司役)
【生年月日】1974年11月9日
【所属】アノレ
【主な出演作品(映画) 】
- 『ハチミツとクローバー』
- 『アウトレイジ』
- 『劇場版SPECシリーズ』
【宗谷冬司について】
宗谷冬司は現役の名人で、作中では中学生で棋士になった史上4人目の人物とされています。
作中最強の棋士であり、その浮世離れした雰囲気から”将棋の鬼”と呼ばれる宗谷名人
原作では主人公の零とあまり関わることのない宗谷名人ですが、映画ではどのように関わってくるのか楽しみです。
【加瀬亮さんのコメント】
将棋の撮影は思ったより過酷で、スタジオの食堂で食券を渡す時に人差し指と中指で挟んで渡してしまうくらい疲れています。
【まとめ】
加瀬亮さんは作中最強の棋士を演じるわけですが、やはりかなり過酷な現場だったようですね。
”宗谷名人”に関しては、いかに浮世離れした雰囲気を出せるかについて、焦点が当たるのではないでしょうか。
ちなみに加瀬亮さんは、本作『3月のライオン』作者である羽海野チカさんの前作、『ハチミツとクローバー』の映画にも出演されています。
※この記事の【本人のコメント】で引用されている文は、すべて以下の記事からの引用となっています。
www.animatetimes.com/news/details.php?id=1467810390
まとめ
この実写映画『3月のライオン』のキャスト陣についてはツイッター上の反応も上々で、多くのファンたちから”神キャスティング”との声も上がっています。
特に主人公”桐山零”役の神木隆之介さんと、”島田開”役の佐々木蔵之介さんは、配役前から多くのファンたちによって熱望されていましたから、大友監督のキャスティングに対する感謝の声が多いですね。
そしてなんといっても、キャスト陣が超豪華である点も注目です。
前田吟さんや伊藤英明さん、豊川悦司さんといったベテラン俳優たちのみならず、安定した人気を誇る佐々木蔵之介さんや倉科カナさん、近年の人気が著しい神木隆之介さんや有村架純さんなどなど、注目の俳優女優さんたちが目白押しとなっています。
しかし、”川本ひなた”役の清原果耶さんや、”川本もも”役の新津ちせさんなどのルーキー女優たちにも目が離せません。
まだ発表されていないキャストたちについても随時更新していくつもりですが、すでに発表されているキャストさんたちだけでも、『3月のライオン』の実写映画化に期待するには十分ですね。
また、以下の記事で、映画に登場しないキャラクターについても詳しくまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
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