今回は、『ようこそ実力至上主義の教室へ』の坂柳有栖さんについてまとめてみました。
Aクラスを支配しており、本作屈指の思考能力を有している坂柳さん。
綾小路くんやホワイトルームとの関係も深い彼女ですが、彼女の実力は如何ほどのものなのでしょうか。
※ネタバレ注意
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坂柳有栖のプロフィール
まずは、原作4巻に掲載されている坂柳有栖さんのプロフィールをおさらいしてみましょう。
氏名:坂柳 有栖(さかやなぎ ありす)
クラス:1年A組
誕生日:3月12日
学力:A
知性:A
判断力:A
身体能力:E-
協調性:C+
※生徒全体の評価平均はCほどだと思われる。
先天性疾患のために身体能力が著しく制限されており、「身体能力」はE-評価とされている坂柳さん。
彼女の疾患の症状はかなり重いようで、常に杖を携帯して行動しています。
しかしプロフィールからも分かる通り、「学力」「知性」「判断力」は軒並みA評価を獲得しており、学内トップクラスの頭脳を有しています。
特に、彼女についてAクラスの担任は以下のようにコメントしています。
同学年でも飛び抜けた成績を持つ生徒で、学校のプロファイルでは計り知れない高水準な思考能力を持っていると推察される。
このことから、彼女の思考面の能力が、この学校の一般平均から突き抜けていることが分かりますね。
Aクラスや葛城との関係
Aクラス代表と言っても過言ではない坂柳さんですが、この坂柳さんとAクラスの生徒たちからの支持を二分している生徒がいます。
そうです、葛城くんです。
本作では、絵に描いたような学級委員長のような葛城くんとAクラス内で対立している派閥の長として、坂柳さんが紹介されているのです。
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実は、坂柳さんの実力や、具体的に行った活動はまだ何も明らかにされていません。
彼女は、「Aクラスをまとめている凄い人」という紹介で登場しているだけなのです。
一体どのようにAクラスの生徒たちから信頼を得ているのか分かりませんが、参考として、担任は以下のようなコメントを残しています。
落ち着きもありクラスからの信頼も厚い。
ただし好戦的な思考のために同クラスメイトの葛城との衝突には注意が必要である。
この「好戦的な思考」という言葉、少し興味深いですよね。
このことから、彼女は綾小路くんや龍園くんのような裏から策略を実行するタイプではなく、堀北さんのような、正々堂々と正面から相手を叩きつぶすタイプであると考えられます。
そして、Aクラスを掌握するために同クラスの反対勢力の生徒たちをことごとく叩き潰しており、最終的に残っているのが葛城派のみである、ということなのではないでしょうか。
まあ、実際どのような行動のせいで「好戦的な思考」という評価をされたのか分かりませんが、これに関しては今後の最新刊を待つしかないでしょうね。
綾小路やホワイトルームとの関係
さて、このようにAクラス代表として登場した坂柳さんですが、実は5巻の「体育祭」までは綾小路くんの存在を知らなかったようです。
体育祭で綾小路くんが会長と競っている場面を見たことで、はじめて綾小路くんを思い出したのだとか。
まあ、綾小路くんを見たのは「8年と243日ぶり」だそうですから、忘れていても仕方ありませんよね。
しかし気になることに、綾小路くんの方は坂柳さんの事をまったく知らないようです。
坂柳さんが「ホワイトルーム」という単語を出すまで、綾小路くんは彼女に全く興味がないような素振りもしていました。
つまり、坂柳さんは一方的に綾小路くんを知っているということになるのです。
そして、おそらく綾小路くんを見た場所こそが、「ホワイトルーム」なのでしょう。
原作では、ホワイトルームについて詳しい情報が公開されていないので、彼らがどんな関係になるのかは分かりません。
しかし、「私はあなたがどれほど凄い方なのか良く知っている」という坂柳さんの発言から考えるに、綾小路くんがホワイトルームの有名人だっただけかもしれません。
また、この再会で綾小路くんは「お前にオレが葬れるのか?」と坂柳さんを挑発していますので、今後、原作で必ずホワイトルームについて言及されるはずです。
本作屈指の頭脳を持った方同士の戦い、とても楽しみですね。
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