今回は、『ようこそ実力至上主義の教室へ』の一ノ瀬帆波についてまとめてみました。
本作の主要人物たちの中で唯一の天使として、作中の生徒からも読者からも人気が高い一ノ瀬さん。
しかし、そんな彼女にも疑惑があるのです。
ここでは、彼女が抱えている大量のプライベートポイントや、中学時代について見ていきましょう。
※ネタバレ注意
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一ノ瀬帆波のプロフィール
まずは、原作3巻に掲載されている一ノ瀬帆波さんのプロフィールをおさらいしてみましょう。
氏名:一ノ瀬 帆波(いちのせ ほなみ)
クラス:1年B組
誕生日:7月20日
学力:B+
知性:A
判断力:B
身体能力:C
協調性:A-
※生徒全体の評価平均はCほどだと思われる。
プロフィールから分かる通り、バランスよく非常に高い能力を持った生徒です。
また、「ポテンシャルはAクラスの坂柳や葛城に匹敵する」と評価されており、能力だけ見れば、明らかにAクラスに在籍するべき生徒であると言えます。
では、どうして彼女はAクラスではなくBクラス所属になってしまったのか、気になりますよね。
これに関して、面接官は以下のようなコメントを残しています。
中学時代における長期間の欠席など不安視されるところもあるため、Bクラスへの配属とする。
つまり、彼女は能力ではなく、中学時代の長期欠席が原因でBクラスに入れられてしまったようです。
しかし、「事故」や「病気」などの理由で欠席していたのであれば、当然学校側も「不安視」することは無いでしょう。
ですから、おそらくそれ以外の「特別な理由」で学校を欠席していたのではないでしょうか。
ちなみに、この欠席していた理由については原作でも言及されていません。
Bクラス代表としての実力
さて、Aクラスに居ても全くおかしくない能力を持ちながらも、Bクラスに配属されてしまった一ノ瀬さんですが、本人はそのことを全く気にしていません。
Bクラスに配属された理由を本人が知らないという事もあるかもしれませんが、彼女は心の底から「Bクラスで良かった」と考えているようなのです。
そして彼女は、この理由について「Bクラスは優しい人ばかりだから」だと述べています。
本作の主要キャラとしては珍しいほどの純粋さですよね。
櫛田さんがいるからか、なおさら彼女の純粋さが輝きます。
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しかし、彼女はAクラスへ上がることへの野望を捨てているわけではありません。
彼女は、「Bクラスの皆でAクラスに上がりたい」と本気で思っているようなのです。
そして、そのためなのか分かりませんが、彼女は入学後すぐにBクラスをまとめ上げてしまったようです。
これに関しては、Bクラスの担任が以下のようなコメントを残しています。
私が全幅の信頼を寄せる女の子。
バラバラだったBクラスをすぐにまとめ挙げた素直な性格と高い能力。
間違いなくAクラスでもおかしくない女の子だね。
ちょっと凄すぎて、色々と裏があるのではないかと疑ってしまいますよね。
本作は櫛田ちゃんという前科もいますし。
しかし、原作でも未だにブラックな一ノ瀬さんは登場していません。
つまり、本当に純粋にBクラスをAクラスまで上げようと頑張っているのです。
現時点において、彼女は本作唯一の天使であると言えるでしょう。
大量のプライベートポイントはどこから?
しかし、純粋な描写ばかりが描かれている一ノ瀬さんですが、少し怪しいところもあります。
それは、彼女が保有している大量のプライベートポイントについてです。
2巻部分で綾小路くんは、一ノ瀬さんが通常ではありえないほどのプライベートポイントを保有している事を知り、彼女に対する警戒度を上げています。
また6巻部分では、彼女の大量のプライベートポイントは「真っ当な手段」によって獲得されたものであると、先生たちからの厳しいチェックを無事スルーしていますが、未だに具体的な獲得手段が明かされていません。
これに関しては、色々と方法を予想してみると面白いですね。
「Bクラスの生徒から集めたポイントを他学生に貸し出す、いわゆるポイント版消費者金融を行っている」なんてことは無いですかね。
まあ、いずれ真実が明かされるでしょう。
本作の癒やし枠として多くの人気を獲得している一ノ瀬さん。
しかし現時点において、一ノ瀬さんは大量のプライベートポイントについてと、中学時代の長期欠席の理由という2つの爆弾を抱えています。
これらの点について明かされる中で、彼女がダークサイドに落ちてしまうのか、それとも天使ポジションを守り通すのか、今後が楽しみですね
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