2017年にアニメが公開された『いぬやしき』。
主人公がサイボーグ化したおじいちゃんというぶっとんだ設定によって、国内外問わず多くのファンがいる作品です。
原作も多くの人気を獲得しており、アニメ化も成功したと言える『いぬやしき』ですが、実際アニメの2期が制作される可能性は有るのでしょうか。
原作ストック、円盤の売上予想などから考えてみます。
※ネタバレ注意
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アニメ『いぬやしき』の振り返りと人気
主人公がサイボーグ化したおじいちゃんという、まるでギャグのような設定を持ちつつも、ストーリーはシリアス全振りという本作。
本屋さんに置いてある『いぬやしき』3巻の表紙には、ついつい目が行ってしまいますよね。
リアルなタッチで描かれるサイボーグの描写には、思わずゾワゾワしちゃいます。
このように、『いぬやしき』はアニメ化以前からかなりの異彩を放っていたわけですが、アニメ化されたことで、この異彩さはアニメの歴史にも刻まれました。
そもそも、なんとも言えない悲しさを感じてしまうような、リアルなオッサンの日常を描いたアニメ作品が少ないですよね。
『カイジ』も少し似ている気がしますがちょっとギャグ寄りですし、リアルな雰囲気が近い作品と言えば『GANTZ(ガンツ)』とかですかね。
それに「若者が悪役で、おじいちゃんが正義」という対比も意外性マックスです。
つまり、『いぬやしき』は今までのアニメ界になかなか無かったジャンルの作品で、それだけ新鮮だったということが言えます。
そして、本作のリアルな雰囲気やド派手なアクションは海外の方々にも結構ウケていますし、アニメ化は大成功と言えるでしょう。
国内外問わず2期を望む声は多いですから、人気という面から見るとアニメの2期は十分アリな作品と言えます。
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『いぬやしき』のアニメ2期の可能性は?
原作は人気があり、アニメ化は成功し、多くの新規ファンも獲得しているわけですし、アニメ『いぬやしき』の2期への期待はかなり高まりますよね。
実際、『いぬやしき』は個人的にぜひアニメ2期を制作してほしい作品です。
しかし、これに関して先に結論を述べておくと、残念ながら『いぬやしき』のアニメ2期が制作される可能性は絶望的に低いと考えられます。
まず、アニメ『いぬやしき』の円盤の売上について考えると、おそらく爆売れとまではいかないでしょうが、アニメ2期の制作可能ラインは超えるでしょう。
しかし、この円盤の売上でアニメ2期の制作可能ラインを大きく超えても、実際には2期が制作されないという作品はたくさんあります。
これに関してはさまざまな要因が挙げられるわけですが、『いぬやしき』のアニメ2期が制作されることがまず無いと考えられる理由については単純です。
『いぬやしき』は、アニメ2期を制作できるほどの原作ストックが無いのです。
『いぬやしき』の原作ストックは大きく不足している
『いぬやしき』は、原作が進んでいる内容のほとんどをアニメ化してしまいました。
つまり、2期が作りたくても作れない状況にあるのです。
しかし、「アニメの1期が終わり、その後に原作のストーリーが進んだ結果、2期が制作された」という作品は過去にたくさんあります。
こう考えると、『いぬやしき』の原作が進めば2期が作られる可能性は有るわけです。
ただ、ここで『いぬやしき』には大きな問題があるのです。
それは、「『いぬやしき』の原作が最終回を迎えちゃった」問題です。
『いぬやしき』は最終巻である10巻発売されて最終回を迎えてしまったため、もはや原作は進まないのです。
ですから、アニメ2期をが作られる可能性は限りなく低いのです。
無事『いぬやしき』の原作が最終回を迎えたことはめでたいですし、仕方がないです。
『いぬやしき』のアニメ2期の代わりと言ってはなんですが、著者である奥 浩哉の新作がアニメ化されるのを楽しみに待ちましょう。
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