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映画『3月のライオン前編』の感想について

今回は、映画『3月のライオン 前編』を観てきた感想についてまとめました。

主人公の神木龍之介くんや、二階堂晴信役の染谷将太さん、香子役の有村架純さんなど、注目の俳優陣に注目せざる負えないこの映画。

一応、あらすじの予想はしていましたが、実際はどんな雰囲気だったのか書いてみます。

※少しネタバレが入ってるかもしれません。

 

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やはり、将棋の世界の厳しさや美しさを描く大人の映画でしたね。

原作では、最初の方は理不尽な環境にもがく主人公の様子が描かれていますが、川本姉妹たちとの和やかな交流にも大きく話数が割かれており、いい感じにバランスが取れている印象です。

しかし、映画を実際見た感じは、将棋の世界のきびしさとそこにかける人の情熱、苦しさが描かれている大人が楽しめる作品でした。

人生のきびしさと将棋を重ねて描かれているので、胸にじんわりと、でも強く響いてきて、何回も泣いてしまいました。

原作のような朗らかな日常回は少な目と言えるでしょう。

 

映画の中には、何人もの棋士が登場します。

まず、主人公の桐山零(神木隆之介)は中学生でプロ棋士になった高校生プロ棋士です。

この主人公の生い立ちが辛い、辛すぎる。

小さいときに両親を失い、父親の知り合いのプロ棋士柾近(豊川悦司)に引き取られるのですが、そこには、すでにプロ棋士を志す2人の兄弟がいて、零はそこで義理の姉になる香子(有村架純)に、

 

「将棋が弱い、零の名の通りなにもない人間だ」

とののしられ、辛くあたられます。

 

でも、

「逃げ出したら生きるすべが無い!」

と、必死で将棋の勉強をし、そこでの居場所を確保する零・・・

 

この生活から将棋に強くなり、プロ棋士になった零ですが、その思いを外には出しません。

じっと心の中に閉じ込めて、将棋に向かっていく姿がとても素敵で、本当の強さってこうゆうものなのかと思いました。

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そして、その零が一気に感情を爆発させて叫ぶシーンがあります。

柾近の家族の中をバラバラにしたという思いがある零が、ある棋士に将棋で勝ち、さらにその家族にも影響を与えたという部分で、

 

「全部僕が悪いのか。おまえらが弱いから悪いんだろ、僕には将棋しかないから、将棋にかけるしかないんだ」と叫びます。

(言葉は少しちがうかもしれませんが、こんな感じの意味でした)

 

原作でも印象的だったこのシーンですが、やはり実際に生で見るとキツイですね。

普段はあまりしゃべらない零が感情を吐き出すこのシーンは、切なかったです。

もうひとつ大きな声を出すシーンがありますが、それは映画を見てからのお楽しみで・・・

 

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村山聖をモデルにした、二階堂晴信(染谷将太)は、けっこうおもしろキャラとして描かれています。

二階堂は、零の数少ない友達で零が不安なときにいつもやってきてくれるいいやつです。

彼によって零が救われている気がしました。

ぜひ、零との直接対決が見たいところです。

(前編では、2人が対決する試合はありませんでした)

ちなみに、村山聖の人生を描い映画で「聖の青春」という作品があります。

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スーパーこわもての後藤政宗9段(伊藤英明)は、とにかく顔が怖い!

ずっとみてたら眉間のシワといい鋭い目つきといい、北斗の拳のラオウにそっくりだなと思いました。

ちょっと痩せたラオウが目の前に座って将棋をさされたら、かなりビビルなと思ってみていました。

 

島田潤8段(佐々木蔵之介)は胃の病気をもっているようですが、努力でガンバル人代表な感じです。

やっぱり、ハマり役でしたね。

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宗谷冬司(加瀬京)は、前編では少ししか登場しませんでしたが、原作同様謎めいた雰囲気を出していました。

宗谷冬司という難しい人物を演じる加瀬さんの演技力がすごいです。

 

そして、この映画の一番の見所は、将棋を指しているときの表情の撮り方だと思います。

将棋は、一手間違えれば形成逆転もあるシビアな競技なので、一つの間違えもおかさないように、焦って相手の罠にかからないように必死で考えます。

その気持ちの描写を棋士の表情により表現しています。

将棋のルールがよくわからなくても、表情をみればどれだけ集中して、命をかける気で戦っているかが伝わってきます。

 

あと、感じたのは棋士の生きてきた人生が一局の試合にこめられていることです。

この映画は、棋士のこれまで生きてきた人生を背景に描いているので、棋士がどういう気持ちで試合に臨んでいるのかが伝わってきます。

 

次の後編で、宗谷棋士の秘密が明かされるようなので、ぜひ、後編も映画館に見に行きたいと思っています。 

主人公の桐山くんと、島田開や二階堂晴信との関係も楽しみですね。

 

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