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泥クジラの正体って何?過去を交えて考察してみる(クジラの子らは砂上に歌う)

今回は、漫画『クジラの子らは砂上に歌う』の「泥クジラ」の正体と考察について書いていきます。

そもそも泥クジラは、主人公チャクロたちを乗せて砂の海を進んでいる大きな船なわけですが、単なる船ではありません。

タイトルにも含まれているとおり、『クジラの子らは砂上に歌う』のストーリーにとても深く関わっているのです。

さまざまなナゾが隠されている泥クジラについて、分かっている事を考察を交えてまとめてみましたので参考にしてみてください。

※ネタバレ注意

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泥クジラって何?

主人公たちを乗せて砂の海を漂流し続けている「泥クジラ」と呼ばれる移動する島。

物語当初、サイミアを使える「印」とサイミアを使えない「無印」を合わせて513人の人々が泥クジラでは暮らしています。

生活に欠かせない水は全て雨水を貯水池に貯めたものから使用しており、農園から取れる作物や砂の海の生き物を狩ることで自給自足の生活を送っています。

そして、泥クジラ以外の外界との接点はまったくありません。

泥クジラで暮らす人々にとっては、「泥クジラが全てであり、全世界」なのです。

 

そして物語の序盤で泥クジラについて考えていると、この島について気になることがたくさんあります。

例えば、

「なぜ砂の海で浮いてられるのか」

「泥クジラの仲間のようなモノはいないのか」

「なぜ目的地もなく漂流し続けているのか」

などですね。

今回はこれらの疑問についてまとめて書いていきます。

 

なぜ砂の海で浮いてられるのか

一度落ちればどんなものでも沈んでしまう「砂の海」。

少しややこしいのですが、砂の海は”砂漠”ではないのです。

 

しかし性質としては、私達のよく知る海のイメージと似ています。

本来の海と異なる点については、

・砂の海に埋もれている古代文明の遺産がときどき発熱することで上昇気流が発生して「砂嵐」を巻き起こす。

・機能していない「流れ島」が完全には沈まず砂の海の海面を漂流している。

などが挙げられます。

したがって、泥クジラで暮らす人々も砂の海に降りる際には、超能力である情念動(サイミア)を使い、船を砂の海から浮かさなければならないのです。

ちなみにですが、泥クジラの人々が使う船は大きなササから出来た「ササ舟」であり、船を浮かすためにサイミアを使うと全力疾走した時と同じくらいの体力を消費してしまうのだとか。

 

さて、ここで泥クジラが砂の海を浮き続けてられる理由について考えてみると、「泥クジラがサイミアを発生させているからだろう」という答えが浮かびますよね。

そして、この泥クジラの心臓部分が「魂形(ヌース)」と呼ばれるものなのです。

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泥クジラの動力とは

通常、ヌースは「人々の感情」を栄養として吸収して動力にしているのですが、不思議なことに泥クジラの心臓である「ヌース・ファレナ」は人々の感情を食べることが出来ません。

それでは、いったいヌース・ファレナは何を吸収して動力にしているのかという疑問にたどり着くわけですが、これについては原作6巻で明かされます。

正直、泥クジラの動力については原作を読んでいる時にずっと気になっていました。

しかし、原作を5巻まで読まれている方なら「泥クジラの外に住む「印」の人々は決して短命ではない」という事実を知ると色々を察することが出来るのではないでしょうか。

 

そうです、泥クジラが吸収して動力にしているのは、泥クジラで暮らす印たちの生命力なのです。

なので、泥クジラで暮らす印たちは皆短命で、30歳前後が平均寿命となってしまうのです。

帝国の人々のように「感情を吸収される」方がいいか、それとも泥クジラの人々のように「生命力を吸収される」方がいいか、究極の選択と言えるでしょう。

 

泥クジラの仲間のようなモノはいないのか

泥クジラの仲間というと、人々の感情を吸収する「ヌース」となるわけですが、勿論泥クジラ以外にもヌースは存在します。

というか、リコスの出身地である「帝国」はヌース以外の船で砂の海を後悔する技術を持っていません。

つまり、帝国はヌースを動力にした船でしか、泥クジラの人々にちょっかいを出すことが出来ないのです。

そして気になる帝国が保有しているヌース(船)の数ですが、原作1巻の時点ではなんと8個のみです。

思ったより少ないと感じてしまいますが、それだけヌースが貴重なものだと分かりますね。

また、帝国以外の国もヌースを保有していると考えられますから、全世界に何個のヌースが存在するのかは分かりません。

 

泥クジラの目的地とは

泥クジラの目的地ですが、実はありません。

泥クジラは、砂の海の上を決まった巡航ルートにしたがって進みます。

そもそも泥クジラは罪人たちを砂の海に閉じ込める「鳥かご」なわけですから、砂の海を漂流させることこそが目的と言えるでしょう。

 

しかし、この状況は原作4巻で「舵」を手に入れることで一変します。

舵を手に入れたことで泥くじらを巡航ルートから外すことが出来、好きな目的地に向けて泥クジラを進める手段を手に入れるのです。

そしてついに泥クジラは帝国から離れ、新天地を求めて舵を切るのです。

 

 さまざまな疑問やナゾが存在する泥クジラですが、ストーリーが進むに連れてどんどんとそれらのナゾが明かされて行きます。

上記で挙げた以外にも、原作7感では泥クジラの過去について描かれています。

「なぜ泥クジラのヌーズ・ファレナは人の感情を食べないのか」「そもそもヌースとは何なのか」今後の展開も目が離せませんね。

 

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